恐らく世界初？ファセットカットのマッシュルーム・トルマリン4.79ｃｔ。キュートな石です＾＾。

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ルース（宝石、裸石）
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恐らく世界初？ファセットカットのマッシュルーム・トルマリン4.79ｃｔ。キュートな石です＾＾。

恐らく世界初？ファセットカットのマッシュルーム・トルマリン4.79ｃｔ。キュートな石です＾＾。

[SERAPH&Co.]ルース・コレクション

珍品です。変わった成長の仕方をしたトルマリン。
ミャンマー（ビルマ）産　マッシュルームトルマリン4.79ｃｔ

恐らく世界初、ファセット・カットです。

宝石名：トルマリン

石目：4.79ｃｔ

シェイプ：ラウンドファセット

サイズ：10.85ｘ7.12mm

産地：ミャンマー（ビルマ）

ソーティングは提携鑑別ラボ（GIA/GG FGA)にて￥2160、鑑別書移行は￥3240、
端成分認知の為の蛍光Ⅹ線分析は￥3240にて承ります。
全宝協、中宝研などの鑑別書取得も実費にて行います。
それぞれ当社からラボへの往復送料が￥1080別途必要です。
※複数石の場合は個別に料金が掛かります。

コメント

ほぼミャンマーでしか見られない面白いトルマリンのご紹介です。

普通、トルマリンといえば柱状に結晶が成長するものですが、このトルマリン、ショール（黒トルマリン）
を中心として「葡萄状」に成長した面白いものです。

ちょうどプレーナイトの結晶を想像すると分かりやすいかもしれません。

ちょっと専門的に言いますとキドニー状構造とかコロフォーム構造と言いまして、
結晶成長が早いとこのようになるそうですが、世界中どこを見ても、このタイプのトルマリンは
ほぼミャンマーでしか見られません（カッティング可能なトルマリンとしては）。

もうひとつ面白いのが、トルマリンとしては珍しく、黒部分は短波紫外線で蛍光する
という事実。クロム含有のトルマリンに一部見られる短波蛍光ですが、コレもミャンマーの
複雑な希土類元素を含んだ地質によるものでしょう。

さて、今回は大きめの石を11個仕入れました。品質にはかなり拘り、石の特性上完全透明な
ものは無いのですが、なるべく均一なトランスルーセント石を厳選。

うち3個はファセットカットにするためにスリランカに送りました。これは乞うご期待です＾＾。

そして出来てきました。こちら4.79ｃｔのラウンドファセットです。

ファセットにすることにより、少し発見がありました。微小インクルージョンが有る
（主に繊維状）石なので、予測はしていましたが、光の当たり方で僅かに
「青」
が出ます。フーシャサファイアと同じ「レイリー散乱」ですね。
これは極弱いものですが、トルマリンではほぼほぼ初めて見ました。
ピンセットで摘んだ写真が青が強く出ています。

上記短波蛍光と合わせましても、非常に面白いトルマリンと言えます。しかし
なんとも「キュート」な石ですね。

それでは、ご検討宜しくお願い致します。