お値打ちに行きます☆鮮やかな色ですが優しい雰囲気。パパラチアサファイア1.30ｃｔ

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お値打ちに行きます☆鮮やかな色ですが優しい雰囲気。パパラチアサファイア1.30ｃｔ

お値打ちに行きます☆鮮やかな色ですが優しい雰囲気。パパラチアサファイア1.30ｃｔ

このサファイアの沃化メチレン浸漬拡大画像とレーザートモグラフィ画像です。
（拡大画像は強力な宝石顕微鏡の白熱灯下ですから色味は無視してください）
全体にシルク掛かった雰囲気が、この優しい風情を出しています。
色乗りの良いピースですからインクルージョンは余り気になりません。

Be拡散加熱処理無し確認済みです。
鮮やかな色ですが優しい雰囲気を併せ持つピースです。

パパラチアサファイア
1.30ct

スペック

パパラチアサファイア（1.30ｃｔ）
マダガスカル産
オーバルファセット・カット

サイズ：7.50x 6.00 x 2.50ｍｍ　

色合い鮮やかですが、優しい雰囲気。パパラチアサファイアのご紹介です。

このルース、所謂「その他パパラチア」「海外パパラチア」です。
日本の極端に幅の狭い鑑別では、パパラチアとして鑑別が付くかどうか微妙。
パパラチアに関しては、色味、ベリリウム処理と、国際感覚からかけ離れた鑑別を
行ってきた日本の大手鑑別機関の鑑別は、現在でも色味に関しては極端です。
国際感覚が有る方、またはこのルースの美しさを理解できる方にご覧頂きたい。

当社の見立てでは、全国宝石学協会が認めるパパラチアからすると、ピンクの
強いタイプです。

但し、ベリリウム拡散加熱処理に関しては別問題。
処理されたパパラチアは極端に価値が低くなります。
注：大手鑑別付のパパラチアでも、古い鑑別付きにはご注意下さい。処理石の可能性有り。

このルース、通常検査とは別に、目視でのベリリウム拡散加熱処理検査を行い、
「無処理」の通常加熱のみとの結果を得ております。

このルースは加熱石です。ですが内包物観察の所見から言いますと、かなりな低温加熱だと
見受けられます。液体インクルージョンがあまり固まらず、シルクインクルージョンが
途切れて残っている点を考慮すると1000℃以下での加熱と推測されます。

このような石ですと、海外の2流3流の鑑別機関は平気で「非加熱」と記載いたします。

さて、この低温加熱がどのような物かと言いますと、未加熱のルビーやサファイアに普遍的に
存在するシルク、ルチル、液体の各インクルージョンが全体にほぼ満遍なく入り、美しいルース
ですと、それが「シルキーさ」を生み出す訳です。

ブルーサファイアでは所謂「カシミール・カラー」ですね。

加熱処理が開発させる前、ルビーやサファイアは王侯貴族始め、金銭的に余裕のある人にしか
当然手に入りませんでした。それが今になって多く産出する訳が有りません。
「非加熱」と鑑別書に書くことによって「売れる」から、
適当な非加熱鑑別付きのルースが出回ると言う事をお忘れなく。

カラーはオレンジともピンクとも取れない何とも言えない「ロータス・ブロッサム」な色味。
人間の決めた下らない決まり事などどうでも良くなる様な美しさです。

それでは、ご検討宜しくお願いいたします。

尚、弊社は注文創作がメインの会社です。
落札頂きましたストーンのアクセサリーへの加工なども喜んでご相談に
応じます。